生物の生命維持のために最も重要な、咀嚼という機能を担う器官が歯です。健康な歯は、体全体の健康と日常の幸福の基礎とも言うべきものであり、失われてしまうと二度と再生しない貴重な財産です。歯科医療従事者の仕事は、その財産をできるだけ長く維持するためのお手伝いをすることと言えるでしょう。
当院では、年齢・生活習慣・ライフスタイル、そして価値観にあった患者さん本位の治療計画が何より大切と考えています。今ある歯をできるだけ残す最適な治療をご提供し、10年、20年経っても再治療の必要がないようにするプロフェッショナル。それが私たちの考える歯科医の役割です。単に痛みを取り除くだけでなく、口の中全体・将来の健康まで見据え、長期的なしあわせのためにお役に立ちたいと願っています。
他の医療分野の例にもれず、歯科医療の知識・技術も日々進化しています。
ほんとうの意味で”患者さん本位の治療” “今可能な最良の治療”を実現するためには、そうした最新の情報を常に精査し、信頼のおけるものを積極的に取り入れていく姿勢が不可欠です。
当院はよりよい治療を可能にするための、知識・技術の習得や設備の対応には力を惜しみません。歯科医療の先進国、米ペンシルバニア大学で専門コースを修めた院長のもと、一同が高い意識を持って日々の診療に臨んでいます。
また医療行為のみならず、院内の居心地やスタッフとのコミュニケーション、通院のしやすさなども”よい治療”の一環と考え、完全予約制のもとに総合的な質の高い診療を行っています。
患者さんは、何らかの歯の悩みの解消を望んで、歯科医院を訪れます。
歯科医は、歯の健康状態を正しく診断したうえで、専門知識にもとづいた最善の解消方法をご提案します。
何のためにどのような治療が必要で、どんな結果が得られるか。10年後にどうなるか。治療のゴールの明確なイメージを、患者さんと医院が共有するところから、治療が始まります。
疾患再発を防ぎこれ以上歯を失わないためには”正しい治療”と”患者さんご自身の意識・関心”の両方が揃わなくてはなりません。患者さん・歯科医・歯科衛生士は、「歯の健康による患者さんのしあわせ」を維持するという目標に取り組むチームなのです。
