先日、介護アロマセラピスト講座を受講しました。
アロマというとローズやジャスミンなどの香りだったり
なにか贅沢なイメージをもつ方が多いかもしれませんが、
アロマセラピーは今、医療や介護の現場でニーズが高まっています。
私が受講した講座は、実習中心で10人の受講生のうち
半数以上が看護師さんでした。
ケアマネージャーの資格をお持ちの看護師さんも二人いました。
香大医学部病院や、県立中央病院、国立療養所にお勤めの看護師さん、
中には京都の短大で看護学を教えている方もいました。
二日間、アロマを利用した緩和ケアや呼吸ケア、
タッチセラピーなどの手技を相互実習していきました。
歯科衛生士の私は看護師さん達と違って、普段
患者さんの身体の首から下に触れることがほとんどありません。
人の身体に触れることが、なかなか難しいことを痛感しました。
講師の浅井隆彦先生は鍼灸師、あんまマッサージ指圧師、
ケアマネージャー等の資格を持ち多くの病院や施設で
がん患者さんや、高齢者のために心のこもったケアを実践しています。
私もアロマインストラクターや、介護アロマセラピストの資格を
無駄にしないように、当院での業務や訪問歯科、介護の現場で
必ず役に立てたいと思っています。
今回、優秀な看護師さん達とご一緒できたのはとても有意義でした。
歯科衛生士 金川 幸代